« 自己成長のための心理学         ~ ①依存 ~ | トップページ | 自己成長のための心理学         ~ ③自立(生まれ変わり) ~ »

自己成長のための心理学         ~ ②自立 ~

私たちは、子供時代には親に依存して『愛される秘訣』を学んできました。

この愛される秘訣を使って順調にうまく乗り切ってきたかというとそうでもありません。

失敗したり、怒られたりもしてきました。

たとえば、お母さん、お父さんのお手伝いをいっぱいして褒めてもらおうとしたけど、逆に『じゃまだから、あっちに行ってなさい。』と言われ傷ついてしまったこともあるかも知れません。

大人になってからは、彼(彼女)に愛してもらえるようになろうと、尽くして尽くしてがんばったところ彼(彼女)に『うっとうしぃから少し距離をおいてほしい。』

と言われ傷つくなど依存時代にいかに愛されるかということをがんばった分だけ傷つく経験も多くなっていきます。

すると、“いかに愛されるか”から今度は、“いかに傷つかないか”を学び始めます。

『自立』し始めるのです。

自立の初期段階は、期待のステージから始まります。

依存時代に傷ついて、失敗してきた分、こうすれば失敗しないはずだ、こうすれば上手くいくはずだと期待します。

たとえば、依存時代に『まったく気がきかない奴だな』と言われて傷ついた経験があるとします。

あなたは、『いつも人に気を使っていれば傷つかないし失敗しないはずだし、認められるはず』と期待するわけです。

しかし、気を使いすぎて上手くいかない時もあります。

彼(彼女)に尽くしたのに『うっとうしい』と言われたから、傷つかないように、何もしないでいたら、今度は逆に『何もしないなら一緒にいる意味がない』と別れてしまったり、上手くいくと期待した分だけ、ますます傷ついたりとストレスがいっぱい溜まったりします。

そうすると、期待するだけ無駄じゃないかと、余計に傷つかないように心は向かっていきます。

それは、人に振り回されて、誰かの影響で傷つかないように、自分のやり方にこだわるようになります。

もういい、誰が何と言ってもこのやり方でいく!

だって私には、これしか方法が無いんだから…

つまり、相手のやり方なんて認められないわけです。

自分のやり方に従わせようと相手をコントロールしようとしたりもします。

『私のやり方に従うか、そうでなければ、向こうに行ってちょうだい』

と、こんな具合で、恋愛でも、職場でも、主導権争いをして、いかに自分が正しいかを相手に分からせようとするのですが、どちらが正しいかの争いになってしまうと、勝ったところで正しい方と間違っている方の関係が出来てしまうため幸せでなくなってしまいます。

でも、毎回、主導権を争い、自分のやり方に従わせようと相手を変えようと思っても上手くいきません。

すると、疲れてしまって、『もうどうでもいいや』とあきらめてしまったり、燃え尽きてしまう感じや、何をしても無駄じゃないかと思いこんでしまうことになります。

この自立の段階はまさにデッドゾーンのステージです。

デッドゾーンのステージでは、あらゆる関係が崩れ落ちそうになります。

恋愛関係であれば、『もう信じられない、別れよう』と思ったり、

結婚している人だったら、『結婚して10年もしたら、夫婦の愛なんて冷めて当然ね』とあきらめてしまったり、

会社の場合は、『こんな仕事やってられないわ』と会社を辞めてしまったりです。

そして、相手を代え、会社を代え、新しい関係をやり直そうとします。

新しい相手とロマンスのステージからまた始めるわけです。

ロマンスのステージについてはこちら → ①依存

もちろん、相手を代えないでデッドゾーンのステージであきらめた状態でい続ける人もたくさんいます。

人生こんなものだと麻痺してしまう人もいるのです。

しかしです、相手を替え、会社を替えて今度こそはと期待してやり直した関係も、ロマンスのステージから始まり、やがてデッドゾーンへと行きつきます。

しかも、今度は前回よりも早くデッドゾーンにたどり着いてしまいます。

たとえるなら、車で北海道から沖縄まで旅行をするとします。

1回目の旅行は道に迷ったり、立ち止まったりして、なかなか沖縄までたどり着かなかったのですが、2回目の旅行となると一度通ったことのある道ですから、スムーズに目的地にたどり着けます。

実はデッドゾーンのステージの次には相互依存という成長過程があるのです。

この、相互依存のステージではロマンスのステージの10倍のロマンスが感じられます。

結婚後10年経っていてもラブラブな夫婦だったり、ますます会社が好きになっていたりという感じです。

デッドゾーンを超えた人だけが行ける素晴らしいステージが待っているのです。

残念なことに、多くはデッドゾーンを感じた時、あきらめてしまいます。

なぜなら、自立の成長過程では、自分のやり方で問題を乗り切れる時はいいのですが、自分のやり方で答えが見つからなかった時に、踏ん張れずにあきらめてしまったり、もう無理と燃え尽きてしまうからです。

『自立』のステージで問題を乗り切れない感じがしたり、やけになったり、あきらめるしかないと思った時の問題を乗り切るカギは、

“あなたのやり方以外のやり方”に答えがあります。

自分のやり方(考え方)で、物事が上手くいかなかった時、自立している自分のパターンに気付いて、自分のこだわり、自分のやり方(考え方)を手放して、それ以外の答えを求めることに、物事を上手く乗り切る秘訣があるのです。

新しい自分に生まれ変わる感覚でしょうか。

次回はデッドゾーンからの脱出についてお話しますね。

なごみでしたclover

|

« 自己成長のための心理学         ~ ①依存 ~ | トップページ | 自己成長のための心理学         ~ ③自立(生まれ変わり) ~ »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1234077/36307214

この記事へのトラックバック一覧です: 自己成長のための心理学         ~ ②自立 ~:

« 自己成長のための心理学         ~ ①依存 ~ | トップページ | 自己成長のための心理学         ~ ③自立(生まれ変わり) ~ »