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自然治癒能力を高めるには ~ 腸内環境 ~

私たちの体は自然環境と深く関係している。

人間の体は五臓六腑を中心に生命を維持する基本物質である気(エネルギー)・血(血液)・水(体液)が充分に生産され、正常に流れてこそ健康が維持できるという中医学の考え方があります。

中医学では、人間の体の中の臓器や器官がそれぞれ違った働きをしながらも、お互いに関係しあっている一つのものと考えているのです。

人の体の一部も体全体のバランスを取りながら、自然ともつながっている。

その考え方を中医学では『整体観念』と呼んでいます。

心・肝・脾・肺・臓など様々な臓器が運搬、貯蔵、分泌、生成などを行い生命を保っています。

そして、胆・胃・小腸・大腸・膀胱・三焦は五臓の補佐をしながら、消化、吸収、排泄などの生理機能を営んでいます。

と、前置きはこのくらいにして、腸内環境が健康のバロメーターであることをご紹介します。

私たちは食事によっての栄養を口から取り入れています。

良く噛んで食べることによって、咀嚼運動が脳に伝達され唾液が出ます。

この消化を助ける唾液が分泌されることにより、胃の蠕動運動が促され消化力が高まります。

唾液の分泌は、自律神経と関わりが深く、ストレスにより唾液の分泌が減少し、食欲が減退したり、味覚も低下することから、食事が美味しいと感じることが出来ない現象も引き起こします。

充分に咀嚼すると唾液と食べ物が良く混ざり、消化力が高まることから、胃腸の負担が軽減される。

腸内においては悪玉菌の発生が抑制されるので、ビヒズス菌などの善玉菌が活性化し、吸収作用も向上する。

現在のお腹の中の状態 → 腸内環境

人間の体の中で大腸(特に盲腸)には沢山の菌が住んでいて腸内発酵を繰り返して、様々な物質を生み出しています。

小腸も大腸も、腸管の中では食べ物の、栄養分、不要分、有害物などが分解処理されています。

この分解処理を『発酵』と呼びます。

特に盲腸内は最も腸内細菌の数が多いので、腸内発酵が活発に行われています。

盲腸内では、細菌によって、人にとって良い影響を与えるもの(栄養)も、有害物(アンモニア、アミン類、インドール類、フェノール類、硫化水素など)も発生します。

栄養を生産する菌 ⇒ 善玉菌

有害物を生産する菌 ⇒ 悪玉菌

特に注意したいのは、分子構造中にN(窒素)や、S(硫黄)の入ったタンパク質に由来する化合物で毒性を示すものです。

肉や魚、乳製品などのタンパク質過剰摂取で、窒素化合物が大好きな悪玉菌が増殖を始めると、有害物も大量生産することになります。

つまり、タンパク質の過剰摂取と悪玉菌の増殖は腸内環境にとって大敵なのです。

微生物の出す酵素の力を利用してどんどん分解されていく反応のうち、

人間の役に立つ物質 ⇒ 発酵 … 納豆、ヨーグルトなど

人間に有害な物質 ⇒ 腐敗

腸内で有害物となったり、臭いにおいのもとになっているのは、アンモニア、アミン類、インドール類、フェノール類、硫化水素など、タンパク質由来の化合物です。

腸内腐敗の大きな原因は食事由来の未消化タンパク質と尿素なのです。

タンパク質の過剰摂取は控えましょう。

しかし、ストレスによって、腸が弱っていると、栄養の消化吸収が困難になります。

栄養が吸収できないと、良い血液が造れません。

腸内に有害細菌が増えると血液も汚れてしまいます。

そして、腸内に毒素が溜まっていると、大切な免疫力が低くなってしまうのです。

実は、腸が汚れていると大変なことになるんです。

なぜなら、腸が汚れていると、血液まで汚れてしまうからです。

血液には、腸から吸収されたものが流れ込みます。

栄養もあれば有害物もあります。

お酒も、食品添加物も、農薬もです。

糖分でも、脂質でも、タンパク質でも、過剰であれば毒になります。

口から食べたものや吸い込んだ空気などが有害であっても、腸から吸収されて血液やリンパ液の中に流れ込みます。

毛細血管に吸収され、肝臓まで運ばれます。

汚れたドロドロの血液は流れにくくなります。

毛細血管の隅々まで血液が運ばれないと、各細胞に酵素も栄養もホルモンも行き渡らなくなります。

すると、二酸化炭素や老廃物の排せつも滞り、細胞は老化し、新陳代謝が悪くなるのです。

つまり、腸内環境が悪いと栄養ではなく毒素が体中に回るので、肌が荒れるのです。

さらに、血液を浄化する『肝臓』や『腎臓』にも負担をかけることになります。

それだけではありません、複雑な毛細血管で出来ている『肺』にも負担をかけます。

血液を汚す要素を出来るだけ排除しましょう。

まずは口から入るもの、食品添加物、肉、卵, 乳製品、砂糖、油脂が過剰で、しかも野菜不足だと、腸内環境は間違いなく悪化します。

食事をよく噛まないで、消化不良が続いても腸内環境は悪化します。

不規則な食生活も同じです。

毎日、野菜などの食物繊維の多い食べ物を積極的に摂取すること。

食物繊維は腸の掃除をしてくれますし、善玉菌のエサにもなります。

そして、乳酸菌・酵母菌・納豆菌・酢酸菌のなど、微生物による発酵食品を多く摂取すること。

これらには酵素が多く含まれていますし、菌自体を補うことでプロバイオテクス(腸内環境バランスを整え善玉菌を補う)になります。

人間の免疫機能のうち、約80%は腸管免疫に依存しているといわれています。

胸腺(きょうせん)を中心とした免疫系は20歳を過ぎると徐々に機能が低下していきます。

しかし、腸管免疫は腸内環境が良い限り、高齢になっても機能し続けます。

年齢を重ねても、若々しい人は腸内環境が整っているからです。

いくつになっても、腸内腐敗を起こさずに綺麗な腸と、美肌を保ちましょう。

なごみでしたclover

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健康な体を保とう」カテゴリの記事

コメント

大変に詳しく書かれていますね。
そう結論から言いますと、私達は食べて体を悪くしていると言っても過言ではないかと。食べ物、食べ方の問題が多いかと。

代謝酵素と消化酵素と食物酵素のバランスが大事かと思います。

消化酵素が不足すると代謝酵素を使いだします。代謝酵素が不足すると体に変化が。
ですから不足させないために食物酵素を積極的に取り入れる必要があるのですよね。

私の年代になると余計に気をつける必要がありますので、なごみさんの具体的な説明にとても納得しました。有難うございました。

それにしてもよくここまで書けましたね。素晴らしいですhappy01

投稿: ハッピーまこ。 | 2011年10月 8日 (土) 10時30分

〉ハッピーまこさん
ありがとうございます。
睡眠時間を忘れるくらいに夢中になった甲斐がありましたね。

私は、就職してから、仕事のストレスに加えて人間関係の精神的なストレスなどで栄養バランスを考えずに偏った食生活をしていました。
そして、いとも簡単に花粉症になりました。
ケーキを買って帰る毎日。ポテトチップスでお腹をいっぱいにしたり… 過食をすることで満足感を得ようとしていたのです。
おかげで、血液は汚れてドロドロになり、
気付けば、おでこはブツブツだらけ、体調は悪いし、便秘に低体温にアレルギーにと、散々でした。
こうした自分の経験からも納得です。

酵素についても調べてみますね。

投稿: なごみ | 2011年10月 8日 (土) 22時34分

私も自分のアトピー体質からよく調べました。。。

そう口から入る食べ物で体が作られるんですね。
あとは大敵のストレス・・・。

今この歳になってやっと、自分の体のバランス?というものが分かってきて体調が良いです。

肌もキレイだよねとほめてもらえるまでに回復しました。
あと、特に女性は冷えてはダメですよね。

なごみさんのこの記事がきっかけで食生活などを改善するようになる人いらっしゃるでしょうね♪素晴らしいです^^

投稿: はりゅ | 2012年2月23日 (木) 15時08分

〉はりゅさんheart04
アトピーの症状が改善されたんですね。
そうなんです、自分の身体と対話する感覚がわかるようになると、体調管理がスムーズになりバランスが取れるようになりますよねlibra
女性は肌が綺麗だと気分が上がりますup
自然に笑顔になりますhappy01
すると、周りの人たちも幸せになるんですよlovely
現代社会は時間に追われて余裕が持てなくて自分を大切にする時間が持てなかったりするけど、朝昼晩の三度の食事は身体が喜ぶ時間にしたいと思っていますrestaurant

投稿: なごみ | 2012年2月24日 (金) 00時11分

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